研究課題/領域番号 |
22520200
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
倉員 正江(長谷川正江) (倉員 正江 / 長谷川 正江) 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (70307817)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 朱舜水 / 儒教儀礼 / 近世軍書 / 西国盛衰記 / 許蘭雪 / 九州諸将軍記 / 東照宮御遺訓 / 貴言為孝記 / 日本近世文学 / 文禄・慶長の役 / 九州記 / 普聞集 / 歴代鎮西志 / 国文学 / 越後騒動 / 武経七書直解 / 磐尹流 / 出版文化 / 水戸藩 / 徳川光圀 / 水戸家墓所 / 柳河藩 / 薩摩藩 |
研究成果の概要 |
明の朱舜水が日本で伝授した儒教儀礼が水戸藩の彰考館や柳河藩関係者らにいかなる影響を与えたかを、祭祀を中心に明らかにした。この成果を臺灣大學のシンポジウムで発表し、単行本化された。 九州地方の戦国時代を扱った軍書『西国盛衰記』『九州諸将軍記』の諸本調査から板木の修訂過程を明らかにし、軍書の刊行と出版規制につき考察した。後者が許蘭雪軒・李玉峰といった朝鮮女流詩人の作品を取り上げ、蘭雪詩集の和刻本出版のきっかけとなったことを考察し、この成果をソウル大学校のシンポジウムで発表した。 写本『貴言為孝記』の諸本調査から『東照宮御遺訓』の異本が増補される様相と、日本の海防問題が反映している点を考察した。
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