研究課題/領域番号 |
22520201
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
鈴木 彰 明治大学, 政治経済学部, 准教授 (40287941)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 島津家 / 武家家伝 / 軍記物語 / 兵法書 / 日本中世文学 / 日本文学 |
研究概要 |
本研究の目的は、島津家に関わる諸資料を調査し、島津家の由緒にかんする理解の形成と展開の過程を、室町・戦国期から近世末までの期間を見渡しつつ、解き明かすことである。16世紀末から17世紀にかけて島津家由緒は大きく組みかえられていること、そうした由緒の再編の過程では軍記物語をはじめとする中世文芸が作用していること、また19世紀の薩摩藩主島津斉興とその周辺では、それ以前の状況を踏まえ、中世文芸をも改めて受容しつつ、新たな家伝の創作が進められたことなどが明らかとなった。
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