研究課題/領域番号 |
22520232
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
|
研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
清水 徹郎 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 准教授 (60235653)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 印刷文化 / 古典文学受容 / 初期近代 / 英国演劇 / 英詩 / シェイクスピア / マーロウ / チャップマン / 英国 / ルネサンス / ジョンソン / 印刷本 / 英米文学 / 演劇 / 西洋古典 / 印刷 / スイス / ギリシア詩 / Marlowe / 古典受容 |
研究成果の概要 |
1490 年代以降印刷技術改良が進み、16世紀中葉に十六折判で希羅対訳古典テキストが、大学生向けに大量に流通するに至った。本研究は初期近代英国の古典文学受容に大型本読者層文化と小型本読者層文化とで明らかな違いがあると推測し、16世紀後半以降の英国詩人たちの古典受容と神話創造の様態を調べた。マーロウとシェイクスピアには後者、チャップマンには前者の影響が見え、ジョンソンは後者の傾向が強いが決めがたい。マーロウが神話創造に熱心だった一方、シェイクスピアは古典受容を同時代の心理的問題として分析的に描いたと言える。チャップマンは庇護者探しに苦労した故か、特異な形で古典の権威を必要としたと推測される。
|