研究課題/領域番号 |
22520301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
博多 かおる 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 准教授 (60368446)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ヨーロッパ文学 / 音楽と文学 / 物売りの声 / 街路の音 / バルザック / プルースト / ゴーチエ / ベルリオーズ / 幻想 / フランス文学 / フランス音楽 / 音風景 / 世界像 / 印象派 / 象徴体系 / 交通 / 音楽論 / 19世紀 / 自我 / 共同体 / 鐘 |
研究概要 |
共同体の象徴を担ってきた音の中には、19世紀の文学作品と音楽作品において「音の印象」として解体されたものがある。また19世紀前半には、街路の音が登場人物と読者によって読み解かれるべき記号である例も多いが、外界の音を描写することにより、知覚と記憶の流れの関係を分析することの重要性が増していく。さらに、複製技術、間接的通信手段の発展が、芸術作品における読者や聴衆の位置を通信相手の延長上に置くという発想をもたらし、作品構造にも影響を与えたことを検証した。
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