研究課題/領域番号 |
22520328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
今村 武 東京理科大学, 理工学部, 准教授 (60385531)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ドイツ文学 / ヨーロッパ文化史 / シュトゥルム・ウント・ドラング / 文学史 / 美術史 / 音楽史 / 独文学 / 比較文学 / 比較文化 / 外国文学(独) / 地域文化史 / 絵画史 / 辺境 / 様式概念 / 植民地 / 疾風怒濤 / 西洋文化史 / 18世紀 / コロニー / Sturm und Drang / 概念史 / ドイツ語文化・文学 / ドイツ文献学 / 文化交渉 / 学際研究 |
研究成果の概要 |
研究成果は次の三点に集約できる。(1)専門用語「シュトゥルム・ウント・ドラング」のドイツ文学史における定義を明らかにした。戯曲のタイトルがその後時代概念として使用された過程も説明した。(2)「シュトゥルム・ウント・ドラング」はドイツ文学にのみ固有な現象であるというドイツ文芸学における従来の見解を払拭した。美術、音楽、オペラ舞踊、英文学、仏文学などにおける同時的な類似の革新現象と比較検討し、それは可能となった。(3)辺境、コロニー、被占領地域、外国における近代ドイツ文学の萌芽を検証した。本研究の成果は、18世紀後半のヨーロッパにおける文化的革新を目指す諸作品の連関を明らかにした。
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