研究課題/領域番号 |
22520361
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
橋本 順光 大阪大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (80334613)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 黄禍論 / アジア主義 / オリエンタリズム / 日英関係 / トゥーリズム / 日本郵船 / 神智学 / 仏蹟巡礼 / 鹿子木員信 / 柳宗悦 / 柳田国男 / ロバートソン・スコット / ジェイムズ・カズンズ / アルフレッド・ステッド / 武士道 / チャールズ・ピアソン / ジョージ・バードウッド / ジェームズ・カズンズ / 浅川巧 / グルチャラン・シン / フランク・ブラングィン / 山田長政 / 稲垣満次郎 |
研究概要 |
1920 年代の日本ではアジア主義の高まりとともに仏跡巡礼が流行する。そしてその先駆者鹿子木員信は、インド独立運動扇動の咎で強制送還された。日英の外交文書の調査により、事件以降、日本人のインド旅行者への監視が常態化し、旅行記もその記述を多く含むことがわかった。一方、インドから来日し、神智学東京支部を設立したアイルランド出身のジェイムズ・カズンズに注目することで、柳宗悦の友人グルチャラン・シンなど、アジア主義者の人脈が従来以上に複雑な広報活動と密接であることを明らかにできた。
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