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山口方言の特殊拍におけるアクセント核の維持に関する知覚と産出についての世代間比較

研究課題

研究課題/領域番号 22520404
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 言語学
研究機関山口県立大学

研究代表者

池田 史子  山口県立大学, 国際文化学部, 准教授 (10275430)

研究分担者 玉岡 賀津雄  名古屋大学, 大学院・国際言語文化研究科, 教授 (70227263)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード音声学 / 山口方言 / 特殊モーラ / アクセント / 世代差 / アクセント核 / 発音持続時間
研究概要

山口県内にのみ居住歴を持つ、若年層 16 名と老年層 16 名の、撥音/N/、長音/H/、促音/Q/、二重母音/ai/の副母音の 4 種類の特殊モーラを含む 60 語(各 15 語)の産出において、特殊モーラにアクセント核を置く頻度を世代間で比較した。その結果、若年層ではアクセント核を同一シラブル内の 1 つ前のモーラへ移動させて発音する傾向が強く、老年層に比べて特殊モーラにアクセントを置く発音が大幅に減少していた。特殊モーラにアクセント核を置いた頻度は、/N/では老年層 39.58%に対して若年層 5.42%、/H/では老年層 44.58%に対して若年層 1.67%、 /Q/では老年層 13.33%に対して若年層 0.83%、 /J/では老年層 58.75%に対して若年層 10.83%であった。老年層の間で、アクセント核が置かれる頻度は特殊モーラによって大きく異なり、3 つに分かれ、多い順に /J/>/H/=/N/>/Q/となった。若年層の間では特殊モーラにアクセント核が置かれる頻度はかなり少なくなっていた。少ないなかでも 3 つに分かれ、 多い順に /J/>/N/>/H/=/Q/となった。

報告書

(4件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 山口方言の特殊モーラを含む語の産出におけるアクセント核の位置に関する世代間比較2013

    • 著者名/発表者名
      池田史子、玉岡賀津雄
    • 雑誌名

      山口県立大学共通教育機構紀要第4 号

      巻: 4 ページ: 25-31

    • NAID

      110009556994

    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 山口方言の特殊モーラを含む語の産出におけるアクセント核の位置に関する世代間比較2013

    • 著者名/発表者名
      池田史子・玉岡賀津雄
    • 雑誌名

      山口県立大学共通教育機構紀要

      巻: 4 ページ: 25-31

    • NAID

      110009556994

    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [学会発表] 英語の強弱アクセントの知覚:その語彙力と聴解能力への影響2011

    • 著者名/発表者名
      玉岡賀津雄
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会(LET)第77回(2011年度春季)中部支部研究大会における基調講演
    • 発表場所
      中部大学,愛知
    • 年月日
      2011-05-21
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [学会発表] 英語の強弱アクセントの知覚:その語彙力と聴覚能力への影響2011

    • 著者名/発表者名
      玉岡賀津雄
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会(LET)第77回(2011 年度春季)中部支部研究大会における基調講演
    • 発表場所
      於中部大学
    • 年月日
      2011-05-11
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [図書] 大学的やまぐちガイド-「歴史と文化」の新視点-2011

    • 著者名/発表者名
      池田史子
    • 出版者
      山口県立大学国際文化学部編
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [図書] 大学的やまぐちガイド-「歴史と文化」の新視点-(pp.227-233)2011

    • 著者名/発表者名
      山口県立大学国際文化学部編
    • 総ページ数
      262
    • 出版者
      昭和堂
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

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公開日: 2010-11-30   更新日: 2019-07-29  

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