研究課題/領域番号 |
22520405
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 札幌学院大学 |
研究代表者 |
佐々木 冠 札幌学院大学, 経営学部, 教授 (80312784)
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研究分担者 |
奥田 統己 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (60224151)
白石 英才 札幌学院大学, 経済学部, 教授 (10405631)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 他動性交替 / 使役 / 逆使役 / 地域特徴 / 再帰 / アイヌ語 / ニヴフ語 / 日本語方言 / 態 / 文法関係 / アスペクト / 自発 / 北海道 / 類型論 / 他動性 / 格 |
研究成果の概要 |
日本語北海道・東北方言、アイヌ語、ニヴフ語の他動性交替(自動詞を他動詞にしたり、他動詞を自動詞にしたりする現象)に関連するデータを収集し分析を行った。その結果、語彙的な他動性交替に関してはこれらの言語が異なる性質を示すが、生産的な形態法を使った他動性交替に関しては自動化と他動詞化の両方が存在する点で共通性を示すことがわかった。北海道・東北以外の日本語方言が生産的な他動性交替に関して他動詞化(使役化)しかないことを考えると上記の語族を超えた共通性は地域特徴と考えることができる。このプロジェクトの研究成果は2014年に国内で出版されただけでなく2015年には海外の学会でも発表される予定である。
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