研究課題/領域番号 |
22520426
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
塩原 朝子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (30313274)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 歴史言語学 / 統語論 / 形態論 / 態 / インドネシア諸語 / オーストロネシア語族 / 言語学 / インドネシアの言語 / インドネシア / スンバワ語 / バリ語 / 形態統語論 / ヴォイスシステム / アプリカティブ / インドネシア語 |
研究概要 |
本研究ではいわゆる「スンディック諸語」ムについて比較研究を行った。ジャワ語、スンダ語、マレー語、バリ語などにおいては、インドネシアタイプの態のシステム、つまり、鼻音接頭辞(me)N-がActor voiceを、動詞の無標の形+人称マーカーという形がUndergoer voiceを標示する。一方、ササク語の一部の方言とスンバワ語においては、インドネシアタイプの態のシステムは見られず、鼻音接頭辞(me)N-はactivityを表す自動詞として用いられる。後者の状況に対して、本来の態のシステムの退化として考える仮説と、鼻音接頭辞の本来の機能activityの残存として考える仮説の二つを提示した。
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