研究課題/領域番号 |
22520454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
池田 証壽 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20176093)
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連携研究者 |
石塚 晴通 北海道大学, 名誉教授 (10002289)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 文字 / 漢字字体史 / 字体規範 / 初唐宮廷写経 / 開成石経 / 類聚名義抄 / 篆隷万象名義 / 実用例 / 字書記述 / 漢字字体 / 観智院本類聚名義抄 |
研究概要 |
字書、韻書、音義、字様における漢字字体は、漢字それ自体によって示されるとともに、「正・俗・通・訛」等の注記によってその区別が示される。本研究では、漢字それ自体と各種の注記とをあわせて「字書記述」と呼ぶ。「実用例」は、実際の使用例という意味であり、主に取り上げるのは仏教経典である。HNGの標準的文献およびそれに準じる文献を想定している。実用例と字書記述との関係を考察するために、HNGの初唐字体と開成石経の字体の比較を行い、さらに時代によって標準字体が変化する「寂」を取り上げた。HNGに見る「寂」とその異体の実態は、南北朝・隋「」、初唐「」、晩唐「寂」と変遷することを明らかにした。
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