研究課題/領域番号 |
22520462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
高山 善行 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (90206897)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 文法史 / 名詞句 / 古代語 / 中古語 / 平安時代語 / 日本語学 / 日本語 / 意味 / 統語論 |
研究概要 |
本研究では古代語の名詞句を意味と統語現象の観点から記述した。平安時代の文学作品を資料とした。そこから古代語の名詞句の用例を抽出して分析を行い、以下の点を明らかにした。(1)名詞句「使ふ人」は、形態的緊密性において語、節との連続性をもつ。 (2)「む」を含む準体句は条件節(「未然形+ば」)と連続性をもつ。その節は文脈に依存して条件文を形成する。(3)「形容詞+こと」タイプの名詞句は受諾表現で用いられる。名詞句の運用面に注目する必要がある。
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