研究課題/領域番号 |
22520493
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
野口 徹 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 准教授 (20272685)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 再帰代名詞 / 再帰形式 / 再帰性 / 照応 / 文法化 / 英語学 / 言語学 / 文法理論 |
研究成果の概要 |
本研究の主な目的は、英語と日本語に見られる再帰形式が統語的・形態的・意味的にどのような特性を持ち、どのような歴史的経緯を経て現段階に至ったのか、また理論的にどのような問題をもたらすのかといった点について、一般言語理論と文法化の研究とを対照させながら、望ましい方向性を探ることである。そのために、英語のself形態素が辿った歴史的経緯と日本語の和語と漢語による再帰形式の成立状況について詳細に比較検討を行った。一部の研究者が主張するように一致や移動によって説明されるべきではなく、再帰形態素の編入操作によって説明されるべき事象であり、語彙的操作と統語的操作の間には阻止の関係が存在することが判明した。
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