日本語教育のためのコーパスに基づく文法項目データベース構築と検索システムの公開

• 研究課題/領域番号: 22520538
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 日本語教育
• 研究機関: 東洋大学
• 研究代表者: 堀 恵子 東洋大学, 人間科学総合研究所, 客員研究員 (70420809)
• 研究分担者: 江田 すみれ 日本女子大学, 文学部, 教授 (80205583) ; 李 在鎬 筑波大学, 人文社会科学研究科(系), 准教授 (20450695)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 文法項目 / データベース / 難易度レベル / 用例文 / 検索 / web 公開 / 教材開発 / 評価 / web公開 / web / 日本語教育 / 検索エンジン / 文解析 / 日本語能力試験 / 目視 / コーパス / 複合辞

研究概要

日本語教師支援のために文法項目の用例文を,話し言葉と書き言葉の複数のコーパスから抽出し,データベースを構築し,web上で公開する。文法項目は,日本語教育で教えられ,評価基準に用いられているものを1,884項目選んだ。文法項目に対し,日本語教育経験者による主観判定実験を行い,6段階レベルづけを行った。用例文は,5種の書き言葉コーパス,4種の話し言葉コーパスから抽出した。文解析システム「学習項目分析システム」と用例文データベースを公開する。

研究成果

• [雑誌論文] テキストの違いと受け身文の違い-会話・ブログ・新書の受け身の使われ方をもとに- (2013)
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 雑誌名: テキストにおける語彙の分布と文章構造成果報告書12-06 ページ: 13-30
• [雑誌論文] テキストの違いと受け身文の違い－会話・ブログ・新書の受け身の使われ方をもとに－ (2013)
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 雑誌名: 国立国語研究所共同研究報告『テキストにおける語彙の分布と文章構造 成果報告書』 巻: 12-06 ページ: 13-30
• [学会発表] 口頭能力評価に対して文法研究が貢献できること (2013)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子・江田すみれ
  • 学会等名: 科学研究費助成事業合同成果発表会『言語能力評価の最前線～運用力の評価を目指して～』
  • 発表場所: 桜美林大学
  • 年月日: 2013-03-28
• [学会発表] web公開予定文法用例検索システム「日本語文法項目用例文データベース『はごろも』」のレベル付けと学習者コーパスの比較 (2013)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子・江田すみれ
  • 学会等名: 第3回コーパス日本語学ワークショップ
  • 発表場所: 国立国語研究所
  • 年月日: 2013-03-01
• [学会発表] 条件形式を含む前置き表現の習得について-学習者と母語話者のコーパス調査から- (2013)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 公開シンポジウム「習った表現・見落としている表現を見直す-文法、対照研究、語用論、習得の視点から-」
  • 発表場所: 日本女子大学
  • 年月日: 2013-02-23
• [学会発表] 「ていた」の用法-「ている」の知識を応用するだけでは十分でない「ていた」の使い方について-,公開シンポジウム「習った表現・見落としている表現を見直す-文法、対照研究、語用論、習得の視点から-」 (2013)
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 発表場所: 日本女子大学
  • 年月日: 2013-02-23
• [学会発表] 文法項目データベース「はごろも」の海外における利用可能性をさぐる-口頭能力評価と読解教材分析から- (2012)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 日本語学習辞書科研2012年度第1回全体研究集会
  • 発表場所: 筑波大学
  • 年月日: 2012-09-02
• [学会発表] 日本語文法項目用例文データベース『はごろも』の概要,レベル分け,文解析システムと,利用可能性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 2012年日本語教育国際研究大会名古屋2012パネルセッション「webツールを通して世界とつながる日本語教育」
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2012-08-17
• [学会発表] 旧能力試験 3 級項目の会話・ブログ・新書のデータでの使われ方について (2012)
  • 著者名/発表者名: 江田す みれ
  • 学会等名: 2012 年日本語教育国際研究大会名古屋 2012 パネルセッション「web ツールを通して世界 とつながる日本語教育」
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2012-08-17
• [学会発表] 「ていた」のテクストの違いによる機能の違い (2012)
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 学会等名: 2012年日本語教育国際研究大会名古屋2012パネルセッション「日本語教育における「言語学」の可能性」
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2012-08-17
• [学会発表] 文法項目の主観判定による6段階レベルづけとその応用 (2012)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子・江田すみれ・李在鎬
  • 学会等名: 2012年日本語教育国際研究大会名古屋2012
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2012-08-17
• [学会発表] 文法項目検索システム「はごろも」の文法リスト作成 (2012)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 日本女子大学術交流主催,『はごろも』研究会共催シンポジウム「webでつながる日本語教育」
  • 発表場所: 日本女子大学
  • 年月日: 2012-03-03
• [学会発表] 『日本語文法項目用例文データベースはごろも』を使った文法研究の一例?テキストの違いによる受け身文の違い? (2012)
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 学会等名: 日本女子大学術交流主催,『はごろも』研究会共催シンポジウム「webでつながる日本語教育」
  • 発表場所: 日本女子大学
  • 年月日: 2012-03-03
• [学会発表] 日本語学習者作文コーパスについて (2012)
  • 著者名/発表者名: 李在鎬
  • 学会等名: 日本女子大学術交流主催,『はごろも』研究会共催シンポジウム「webでつながる日本語教育」
  • 発表場所: 日本女子大学
  • 年月日: 2012-03-03
• [学会発表] 日本語文法項目用例文データベース『はごろも』の概要，レベル分け，文解析システムと，利用可能性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 2012年日本語教育国際研究大会名古屋2012パネルセッション「webツールを通して世界とつながる日本語教育」
  • 発表場所: 名古屋大学
• [学会発表] 旧能力試験3級項目の会話・ブログ・新書のデータでの使われ方について (2012)
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 学会等名: 2012年日本語教育国際研究大会名古屋2012パネルセッション「webツールを通して世界とつながる日本語教育」
  • 発表場所: 名古屋大学
• [学会発表] web公開予定文法用例検索システム『日本語文法項目用例文データベース』の概要と目指すもの (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 日本語学習辞書科研2011年度第1回全体研究集会
  • 発表場所: 平泉文化遺産センター
  • 年月日: 2011-08-29
• [学会発表] web公開予定文法用例検索システム『日本語文法項目用例文データベース』の概要と目指すもの (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 「汎用的日本語学習辞書開発データベース構築とその基盤形成のための研究」第1回全体研究集会
  • 発表場所: 平泉文化遺産センター(岩手県)
  • 年月日: 2011-08-29
• [学会発表] 文字・評論等書籍に現れた旧日本語能力試験1級文法項目の特徴-コーパス調査結果から- (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 2011年度日本語教育学会春季大会
  • 発表場所: 天津外国語大学(中国・天津市)
  • 年月日: 2011-08-21
• [学会発表] 文学・評論等書籍に現れた旧日本語能力試験1級文法項目の特徴?コーパス調査結果から? (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 世界日本語教育研究大会ICJLE2011
  • 発表場所: 天津外国語大学,中国
  • 年月日: 2011-08-01
• [学会発表] web公開予定文法用例検索システム『日本語文法項目用例文データベース』の文法項目選定について (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子・江田すみれ
  • 学会等名: 2011年度日本語教育学会春季大会
  • 年月日: 2011-05-21
• [学会発表] 日本語教育のためのコーパスに基づく文法項目データベース構築と検索システムの公開をめざして (2010)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子・江田すみれ・李在鎬
  • 学会等名: 2010世界日本語教育大会(ICJLE2010)
  • 発表場所: 国立政治大学,台湾
  • 年月日: 2010-08-01
• [学会発表] 日本語教育のためのコーパスに基づく文法項目データベース構築と検索システムの公開をめざして (2010)
  • 著者名/発表者名: 堀恵子, 江田すみれ, 李在鎬
  • 学会等名: 2010世界日本語教育大会(ICJLE)
  • 発表場所: 台湾国立政治大学
  • 年月日: 2010-07-31
• [学会発表] 文法項目データベース「はごろも」の海外における利用可能性をさぐる－口頭能力評価と読解教材分析から－
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 日本語学習辞書科研2012年度第1回全体研究集会
  • 発表場所: 筑波大学
• [学会発表] 条件形式を含む前置き表現の習得について－学習者と母語話者のコーパス調査 から－
  • 著者名/発表者名: 堀恵子
  • 学会等名: 公開シンポジウム 「習った表現・見落としている表現を見直す －文法、対照研究、語用論、習得の視点から－」
  • 発表場所: 日本女子大学
• [学会発表] 「ていた」の用法-「ている」の知識を応用するだけでは十分でない「ていた」の使い方について-
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 学会等名: 公開シンポジウム 「習った表現・見落としている表現を見直す －文法、対照研究、語用論、習得の視点から－」
  • 発表場所: 日本女子大学
• [学会発表] 口頭能力評価に対して文法研究が貢献できること
  • 著者名/発表者名: 堀恵子・江田すみれ(堀恵子）
  • 学会等名: 科学研究費助成事業合同成果発表会『言語能力評価の最前線～運用力の評価を目指して～』
  • 発表場所: 桜美林大学
• [図書] 「ている」「ていた」「ていない」のアスペクト?異なるジャンルのテクストにおける使用状況とその用法? (2013)
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 総ページ数: 291
  • 出版者: くろしお出版
• [図書] 「ている」「ていた」「ていない」のアスペクトー異なるジャンルのテクストにおける使用状況とその用法ー (2013)
  • 著者名/発表者名: 江田すみれ
  • 総ページ数: 291
  • 出版者: くろしお出版
• [備考] 学習項目解析システム
  • URL: http://lias.intersc.tsukuba.ac.jp/
• [備考] 「日本語文法項目用例文データベース『はごろも』」プロジェクト
  • URL: http://jisho.jpn.org/?page_id=248
• [備考] 学習項目解析システム
  • URL: http://lias.intersc.tsukuba.ac.jp/
• [備考]
  • URL: https://docs.google.com/document/d/1kyFv0wd081_K6hhwuEuD0N94URINEwn_UMp4_NBnpZc/edit