研究課題/領域番号 |
22520545
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 広島経済大学 |
研究代表者 |
宮岡 弥生 広島経済大学, 経済学部, 教授 (10351975)
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研究分担者 |
時本 真吾 目白大学, 外国語学部, 教授 (00291849)
玉岡 賀津雄 名古屋大学, 大学院・国際言語文化研究科, 教授 (70227263)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 敬語 / 脳波 / 事象関連電位 / ERP / 日本語学習者 / 脳波測定 / 中国語母語話者 / 韓国語母語話者 |
研究概要 |
本研究では、特定の事象に関連して生じる脳電位である事象関連電位(ERP)の測定によって、敬語理解の脳内メカニズムを解明することを目指した。日本語学習者のデータを解釈する際の基準となる日本語母語話者を対象とした実験では、主に以下の3点が明らかになった。(1)敬語処理においては人間関係理解を含む語彙・意味的な制約に基づく高次処理が行われていると考えられる。(2)ERPの頭皮上分布と振幅は尊敬語と謙譲語間でかなり異なっており、敬語種によって処理内容が異なることが窺われる。(3)高正答率群と低正答率群を比較すると、謙譲語でのERPの出現の仕方が明らかに異なっており、敬語規則の個人差が示唆される。
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