研究課題/領域番号 |
22520565
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
大和 知史 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 准教授 (80370005)
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研究分担者 |
田頭 憲二 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (00403519)
磯田 貴道 立命館大学, 文学部, 准教授 (70397909)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 語用論的能力 / 語用論的意識 / 動機づけ / 学習者要因 / 教授効果 / 動機付け |
研究概要 |
本研究課題は「日本人英語学習者の語用論的能力を発達に資する有効な教授法を探る」ものであり,学習者の「動機づけ要因」が語用論的意識に及ぼす影響を考察したものである。その結果,知覚の面では,「自律的である学習者ほど,語用論的誤りへの気づきの度合いが高い」ということが明らかになり,自律的であることに「習熟度の高さは必要条件ではない」ことも明らかになった。産出においても,自律的な学習者ほど間接的な表現を用いることが明らかとなった。このことから,習熟度の高さが,語用論的能力の高さを示しているとは限らず,その育成を検討する際に学習者の自律性に十分に留意する指導が必要であることが分かった。
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