研究課題/領域番号 |
22520633
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
尾崎 秀夫 創価大学, 文学部人間学科, 准教授 (80339762)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 英語教育一般 / 学習ストラテジー / 英語教育 / 英語 / 短期語学研修 |
研究概要 |
学習ストラテジー指導のうち、扱われることの少なかったスピーキングストラテジー指導の効果を検証した。検証にはアンケートを用いる必要があったが、国内で広く用いられてきたtheStrategyInventoryofLanguageLearning(SILL)7.0(ESL/EFL)(日本語版)はその不備が度々指摘されてきた。本研究ではその問題を可能な限り解決し、修正版SILLを作成することができた。その上で、作成した修正版SILLを用い大学英語授業におけるスピーキングストラテジー指導につき調査したが、指導の効果は認められなかった。修正版SILLと習熟度の増減の間にも相関は認められなかった。これらは予測に反する結果であったが、データを仔細に分析してみると、ストラテジーの習得には著しい個人差が見受けられること、習得し易いストラテジーと難しいストラテジーが存在すること、比較的習熟度の高い学習者の方がストラテジーを習得し易いこと、教室で学んだストラテジーを教室外で練習する機会を持つ学習者がストラテジーを習得していることなどが判明し、今後の学習ストラテジー指導の実践や研究に有益な示唆を与える結果を残すことができた。
|