研究課題/領域番号 |
22520671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
藤本 清二郎 和歌山大学, 教育学部, 教授 (40127428)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 日本近世史 / 紀伊徳川藩 / かわた / 賎民 / 牢番頭仲間 / 召取役 / 無宿 / 惣廻り非人番 / 日本近世 / 紀州徳川藩 / 日本史 / 近世 / 賎民制 / かわた身分 / 解体過程 / 畿内・近国 / 紀伊国 |
研究概要 |
本研究では、紀伊藩のかわた身分について、19世紀前半期に個別共同体や広域仲間の変化、領主御用(役負担)の拡大や風俗統制の強化の過程を分析した。一面では、身分秩序が強調され、かわた身分への統制が強化されたが、同時に、社会に商品生産が浸透し、広範に無宿層(集団からの逸脱者、軽犯罪予備軍)が生み出されるという現象が見られ、身分社会の基盤が大きく崩壊した。これは近世賎民制の解体過程である。
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