研究課題/領域番号 |
22520692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 敬和学園大学 (2011-2014) 富山国際大学 (2010) |
研究代表者 |
藤野 豊 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (70308568)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 日本近現代史 / ハンセン病問題 / 1日本史 / 2人権 / 日本史 / ハンセン病 |
研究成果の概要 |
小笠原登は、皮膚科特研に患者を入院させることで、患者の治療より患者の撲滅を目指し、強制労働や強制断種・堕胎が日常化している国公立ハンセン病療養所への隔離から患者を守ろうとし、無癩県運動の渦中においてもそうした姿勢を貫いた。しかし、その一方で、小笠原は警察との連絡を密にし、逃走患者については詳細に警察に報告していた。小笠原は、癩予防法を遵守する姿勢を鮮明にし、そのなかで、皮膚科特研への患者収容を維持し、それをもって国公立療養所への隔離から患者を守り得た。
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