研究課題/領域番号 |
22520695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 京都造形芸術大学 |
研究代表者 |
末松 剛 京都造形芸術大学, 芸術学部, 准教授 (20336077)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 日本文化史 / 宮廷儀礼 / 装束 / 支配秩序 / 史料学 / 有職故実 / 儀礼絵画 / 平安貴族 / 儀式 / 服飾 / 赤色袍 / 柳下襲 |
研究概要 |
宮廷儀礼における装束記事を支配秩序との関連性に留意しつつ読解し儀礼の場を分析する、そのような儀礼研究のための史料学的研究を四年間にわたり追求した。その方法と成果は次の通りである。 一つには、装束故実書の史料調査である。それらは宮廷儀礼の場における装束の担う役割を反映し、装束の政治文化的意味を追求するうえで着目すべき点を示唆するものといえよう。そこで書誌情報と内容の収集整理に努めた。もう一つには、宮廷儀礼絵画の研究である。それらは装束を故実に照らして正確に描いている。そこで絵巻を描くにあたり準拠した事例を検証し、宮廷儀礼に関する歴史史料としての有用性を明らかにした。
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