研究課題/領域番号 |
22520722
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
伊東 利勝 愛知大学, 文学部, 教授 (60148228)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 民族 / エスニシティ / コンバウン王国 / アフムダーン / コミュニティ / 村落 / アフムダーン,アティー / 村落コミュニティ / 「異民族」支配 / 前近代社会 / エーヤーワディー流域世界 / 前近代 / ミャンマー / 異人 / 前近代村落社会 / 前近代の「民族」 / 騎馬隊 / Mandalay Diary / カレン・オーダン |
研究概要 |
王国内の地方村落コミュニティはアティー(平民)とアフムダーン(王務員)で構成されており,これらは人格的紐帯に基づく別々の支配体系に組み込まれていたので,村落の中で住民相互の利害が一致しなかった。日常生活は同一サイクルで展開されていたが,集落に住む人びとの心理的凝集性,すなわち村という社会単位への帰属意識は二次的であった。従ってこうしたコミュニティの中での我われ意識は流動的で,民族なる自覚(エスニシティ)はいまだ生まれていなかった。
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