研究課題/領域番号 |
22520735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長谷川 まゆ帆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60192697)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 近世フランス史 / アルザス / ロレーヌ / 国家 / 身体 / 女性 / 出産 / 助産 / 外科医 / 産科医 / 助産婦 / 多数決原理 / ローマ法 / フランス近世 / 社会史 / 国家主権 / 多数決 / アンシャン・レジーム / 社団 / 村共同体 / フランス近世史 |
研究概要 |
この研究課題のねらいは、アルザス・ロレーヌの国境地帯に17~18世紀に存在したという慣習「産婆を教区の女たちの多数決によって選ぶ」をとりあげ、この時代に王権による助産婦の確立/養成の投げかけた波紋とその現象の意味を、ミクロな社会分析を通じて解き明かすことにあった。研究成果としては、これまでの研究蓄積を踏まえて、問題の所在を明らかにし、この研究を一つのモノグラフとしてまとめ上げるための包括的な枠組みを構築しえたことにある。
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