研究課題/領域番号 |
22520741
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
梶川 伸一 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (50194733)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | レーニン / ソヴェト=ロシア / ネップ / 赤色テロル / トロツキー / 飢饉 / 教会貴重品収用キャンペーン / 穀物輸出 / チェー・カー / 大飢饉 / 教会弾圧 / レーニン時代 / 教会貴重品 / 反宗教キャンペーン |
研究概要 |
レーニン時代のソヴェト初期体制は、民衆対コムニストとの対立を基盤としたため、民衆への抑圧が必然化された。だが、軍事力の動員には限界があり、この抑圧機関としてチェー・カーを中心とする「赤色テロル」の行使が不可欠であった。従来は、ソヴェト=ロシア史の裏で登場するチェー・カーこそが当時の支配体制の根幹であった。この機関を中心に発生する様々悲劇を、割当徴発の実施、割当徴発から新経済政策への政策転換、クロンシタット反乱とアントーノフ蜂起、教会弾圧の状況下で具体的に検討した。そこで見えてくるのは、党エリートの特権を擁護するための様々な反民衆的政策の具体化である。
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