研究課題/領域番号 |
22520747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
丹下 栄 熊本大学, 文学部, 教授 (10179921)
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連携研究者 |
津田 拓郎 愛知県立大学, 非常勤講師 (70568469)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 西洋史 / カロリング期 / 修道院 / 所領経営 / アダルハルドゥス / 教会エリート / 修道院経済 / コルビー修道院 / 所領管理 / 西欧中世 / エリート / 中世史 / カピトゥラリア |
研究成果の概要 |
カロリング期の社会変革を主導した教会・宮廷エリートによる統治実践のあり方を,コルビー修道院長アダルハルドゥスの作成した指令集を主な素材として検討した。教会組織の組織運営における宗教的コンテクストの重要性を指摘する近年の研究動向に沿ってテクスト分析を進めた結果、このテクストの相当部分が終末における最後の審判や神の無謬性などのキリスト教の言説を下敷きとしていること、またローマ法に起源を持つ、善良なる管理者の注意義務と義務遂行を証拠立てる帳簿類の作成・保管義務が修道院長、ひいてはカロリング期エリートの行動を規定する根本的要因の1つとなっていたとの認識を得ることができた。
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