研究課題/領域番号 |
22520766
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
古瀬 清秀 広島大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70136018)
|
研究分担者 |
竹広 文明 広島大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (60252904)
野島 永 広島大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (80379908)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 鉄生産 / 鉄精錬 / 卸し(下し) / 熱処理 / 反射炉 / 高温液体鉄生産 / 低温固体鉄生産 / 東アジア / 古代鉄生産 / 精錬実験 / 銑鉄 / 下し鉄 / 下げ技術 / 古墳時代 / 古代 / 中世 / 近世 / 韓国 / 鍛治 |
研究概要 |
東アジアにおける前近代の鉄精錬は二つの技術が併存する。それは製鉄法の違いにあり、中国では主に高温液体鉄生産、韓国、日本では早期には低温固体鉄生産、後に高温液体鉄生産であるが、中国では早い段階から反射炉の導入と熱処理技術の完成による精錬、後者ではまず低温固体鉄の場合は鍛打による精錬鍛冶、後の高温液体鉄の場合は卸し(下し)技法による精錬が定着する。東アジアの鉄技術の伝播は中国を中心に拡散するが、単なる体系的な技術の伝播でなく、技術の成熟度の違いによる傾斜伝播であることが特徴である。
|