研究課題
基盤研究(C)
検見谷・目達原銅矛により,研ぎ分け紋様に6類型を設定した。また,研ぎ分け紋様の製作過程について,高度に管理された製作様式と,粗放な製作様式が存在していたこと,鋳造・整形研磨・施紋研磨の各工程が,一連で製作管理されていたことを明らかにした。そして,研ぎ分け紋様の設計上の基本方針を解明した。施紋研磨工具として,JIS 規格#2000 よりも細粒の砥石を最有力の候補として推定した。幅狭と幅広の研ぎ分け紋様との間には,直接的な系統関係は見出せないことが判明した。
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山口大学考古学論集
ページ: 133-150
文化財
巻: 578号 ページ: 88-89
月刊文化財
巻: 578 ページ: 88-89