研究課題/領域番号 |
22520772
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
|
研究機関 | 国士舘大学 |
研究代表者 |
小泉 龍人 国士舘大学, イラク古代文化研究所, 共同研究員 (80257237)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 実験考古学 / 西アジア / 都市化 / 土器製作技術 / 彩文 / 顔料 / 還元焔焼成 / 考古学 / 土器焼成技術 / 彩文顔料 |
研究概要 |
前5~4千年紀の西アジア都市形成期における彩文土器の顔料について、精製粘土に石灰石と酸化鉄を配合して〓焼したものを準備してから顔料などに用いたという入念な作業工程を作業仮説的に示すことができた。また、都市形成期前半(ウバイド期)よりも同後半(後期銅石器時代/ウルク期前半併行)の土器焼成温度は比較的低温で実施されていたことも推定できた。とくに、還元焔状態で焼成された灰色磨研土器は、比較的低温で焼かれており、同時代の土器焼成窯のクリンカーもウバイド期に比べて比較的低温の火力にさらされていたことも明らかにできた。
|