研究課題/領域番号 |
22520782
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 財団法人元興寺文化財研究所 |
研究代表者 |
小村 眞理 財団法人元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (10261215)
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研究分担者 |
木沢 直子 (木澤 直子) (財)元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (50270773)
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連携研究者 |
田中 由理 (財)元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (70611614)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ループ操作組紐 / 蓮山洞8号墳出土挂甲 / 高霊池山洞44号墳出土馬具 / 慶州天馬塚出土馬具 / 大英博物館所蔵スタインコレクション敦煌出土組紐 / 国際情報交換 / ループ操作組紐技法 / 斜行組織 / 敦煌出土平組紐 / 絹紬糸 / 縅糸 / 天馬塚 / 馬具 / 東アジア / 組紐製作技法 / 復元実験 / 蓮山洞8号墳 / 池山洞44号墳 / ループ操作技法 / 正倉院組紐の源流 / 4畝平組紐 / 楽浪漢墓出土組紐 / Plain Oblique Twining / 平織り様トワイニング |
研究概要 |
韓国、中国、英国、日本において、東アジア古代から近代の組紐資料の調査観察・復元実験および情報収集を行った。韓国では、蓮山洞8 号墳出土挂甲、高霊池山洞44 号墳出土馬具、慶州天馬塚出土馬具(6 世紀)に組紐の使用例があることが確認され、日本の古墳出土品との関わりを議論できるようになった。 また、唐代の資料と認識されている大英博物館所蔵資料(絹製平組紐・スタインコレクション敦煌出土品)にも正倉院宝物中の組紐に共通する特徴が認められ、技法の源流を考えるうえで貴重な例であることが分かった。
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