研究課題
基盤研究(C)
本研究は,地方地場産業の地場と海外進出拠点群との戦略的協働関係に関する地理学的研究である.四国の代表的な地場産業である,東かがわ地域の手袋産業と今治地域のタオル産業を事例とした.結果として,地場の意味の明確化と海外進出先の再編が重要であることが明らかになった.今後は,地場で企画開発機能を維持しつつ海外展開先と柔軟な協働を図り国際化をさらに推進する企業と,他の追随を許さない小ロット高度専門品を地場で生産する企業からなる 「異質企業複合体」モデルが,競争力を維持するモデルとなると考える.
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