研究課題
基盤研究(C)
東南アジアの上座仏教徒であるシャンの仏教書が、 口承と書承の両面を持つ仏教実践の一つとして継承されてきていることを明らかにすることができた。特にタイ国北部では、仏教書の朗誦をする在家知識人のなかで、ミャンマーのシャン州から移住してきた者が多いことに注目し、タイ国内で若い世代へのシャン文字知識の伝承が困難な状況にあるなか、ミャンマー出身者がシャン文字文化の担い手となること、また教師として文字知識の教授を行っていることを明らかにすることができた。
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兼重努・ 林行夫(編)、功徳の観念と積徳行の地域間比較研究に向けて
巻: 33 ページ: 24-30
Center for Southeast Asian Studies
巻: Vol.1, No.3 ページ: 365-393
http://hdl.handle.net/2433/167314
片岡樹(編)、聖なるもののマッピング-宗教から見た地域像の再構築に向けて
巻: No.26 ページ: 36-42
Southeast Asian Studies
巻: Vol.1 No.3 ページ: 365-393
聖なるもののマッピング-宗教からみた地域像の再構築に向けて(CIAS Discussion Paper Series)
巻: 26 ページ: 36-42