研究課題/領域番号 |
22530101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
横島 重信 山形大学, 理工学研究科, 教授 (70554947)
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連携研究者 |
横島 善子 元特許庁審査官、弁理士, 福島大学, 研究協力課知財担当
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研究期間 (年度) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ダブルトラック問題 / 104条の3の抗弁 / 無効の抗弁 / キルビー事件 / 特許侵害訴訟 / 特許 / 無効審判 / ダブルトラック / 特許無効の抗弁 / ダブルトラック / キルビー判決 / 侵害訴訟 / 104条の3の抗弁 |
研究概要 |
特許の侵害訴訟において、実に訴訟の原因となった特許の約半数程度について有効性を否定する判断がなされている。そもそも特許という行政処分が、特許庁の審査を経てなされることに照らすと、上記現状は大きな問題を含んでいると思われる。 上記の原因を明らかにするため、特許の有効性が争われた裁判の判決文の全数について検討を行った。その結果、特許の有効性を否定する際に最も良く使用される理由は進歩性の欠如であり、その背景には被告側による新たな先行技術文献の発見があると思われた。また、裁判所における進歩性の判断手法が必ずしも特許庁においてなされるものと同一でない傾向も見られ、進歩性欠如が多発する一因と考えられた。
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