西欧地域における社会的結束をめぐる政策言説と政治過程の変化

• 研究課題/領域番号: 22530118
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 政治学
• 研究機関: 東京外国語大学
• 研究代表者: 若松 邦弘 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (90302835)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: ヨーロッパ政治史 / 比較政治 / 政治過程 / 政治言説 / 政策言説

研究概要

本課題では、西欧地域における1990年代以降の社会的結束をめぐる政策言説の特徴を、その背後の政治過程との関係において明らかにする。イギリスと西欧の国際機関を中心とした分析によって、自治体、国家、国際の3レベルで展開されるこの時期の政策言説には、その具体的な内容や背後の政治過程にそれぞれ固有の特徴はあるものの、いずれも集団に対し個人を単位とする国民社会への組み込みを重視する傾向が強化されていったとの特徴を見出せた。

研究成果

• [雑誌論文] 2000年代初めの西欧政治における政策志向性の変化-移民・難民をめぐる政策論争」 (2012)
  • 著者名/発表者名: 若松邦弘
  • 雑誌名: 国際関係論叢 巻: 第1巻第2号 ページ: 1-42
• [雑誌論文] 改革の制度的矛盾と政治問題への展開-イングランドにおける交付金制度改革の執行過程 (2012)
  • 著者名/発表者名: 若松邦弘
  • 雑誌名: 国際関係論叢 巻: 第1巻第1号 ページ: 43-70
  • NAID: 120005254474
• [雑誌論文] 2000年代初めの西欧政治における政策志向性の変化 － 移民・難民をめぐる政策論争 (2012)
  • 著者名/発表者名: 若松 邦弘
  • 雑誌名: 国際関係論叢 巻: 第1巻第2号 ページ: 1-42
• [雑誌論文] 1990年代における都市政治の再編-クライエンテリズム的編成への批判と自由主義的個人性へのシフト (2011)
  • 著者名/発表者名: 若松邦弘
  • 雑誌名: 東京外国語大学論集 巻: 第83号 ページ: 309-327
  • NAID: 40019245183
• [雑誌論文] 地方分権と横断的政策調整-地方財政制度改革の政治過程 (2008)
  • 著者名/発表者名: 若松邦弘
  • 雑誌名: 東京外国語大学論集 巻: 第81号 ページ: 383-401
  • NAID: 120002808429