研究課題/領域番号 |
22530180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
中村 保 神戸大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00237413)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 不均衡成長 / 不確実性 / 危険回避 / 人的資本投資 / 所得格差 / 経済成長 / 技術進歩 / 教育費用 / 不均衡成長モデル / 外部性 / 再分配政策 |
研究概要 |
経済成長のエンジン及びその成果である所得の分配において、人的資本の蓄積が果たす役割はますます重要になっている。そこで、物的資本とともに人的資本も蓄積する経済成長モデルを構築して分析を行い、人的資本と物的資本との間の最適な資源配分を実現するための政策ルールを提示した。また、人的資本投資(技術獲得)の費用が技術進歩とともに変化する場合、熟練労働者数の増加とともに所得格差も拡大するという「スキルプレミアム・パズル」が発生することを示した。さらには、人的投資費用の不確実性の増大によって、世代間の格差が固定化されることも分かった。
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