研究課題/領域番号 |
22530200
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 広島修道大学 |
研究代表者 |
落合 功 広島修道大学, 商学部, 教授 (10309619)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 経済思想史 / 国益思想 / 封建思想 / 池上幸豊 / 田村藍水 / 甘蔗砂糖 / 大久保利通 / 国産化 / ネットワーク / 国益 / 砂糖 / 国権 / 国策 / 砂糖(甘蔗) / 経済政策思想 |
研究概要 |
本研究は、近世中後期に見られる国益思想について、歴史的意義を明らかにした。具体的には砂糖国産化に尽力した武蔵国川崎領大師河原村の名主池上幸豊を素材に、従来の五穀中心の増産思想=封建思想から、甘蔗砂糖を始めとした商品作物育成を奨励する思想=国益思想へと転換することを明らかにした。また、この国益思想を支えるネットワークとして、実学者、国学者、そして政治家の三つのグループが存在したことを明らかにした。
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