研究課題/領域番号 |
22530225
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
溝端 佐登史 京都大学, 経済研究所, 教授 (30239264)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 多国籍企業 / 直接投資 / オフショア / 経済危機 / 国際金融 / コーポレートガバナンス / 経済政策 / 経済制度 / 直接投資(direct investment) / オフショア(offshore) / 経営戦略 / 制度(institution) / 企業の社会的責任(CSR) / 新興市場(emerging market) / 立地(location) / 動機(motivation) / 多国籍企業(transnational corporation) / 近代化(modernization) / コーポレートガバナンス(corporate governance) / 内部化(internalization) / 経済危機(economic crisis) / 国際金融(international finance) / 市場(market) / 合併・買収(M&A : merger and acquisition) / 企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility) |
研究概要 |
新興市場経済、移行経済はこれまで国内の資本不足から直接投資を受け入れる地域として分析されてきた。しかし、2000年代に入り新興市場の経済成長は、新興国発多国籍企業、新興国からの直接投資というまったく新しい現象をもたらしている。本研究はロシア多国籍企業の組織、戦略を実証的に明らかにすることで、ロシア企業が比較優位部門において海外進出していること、海外進出において経路依存性が観察されること、さらにオフショア圏への進出とCIS諸国間での国際金融の結びつきが生じていることを析出している。ロシアにおける経済制度が多国籍化の組織・戦略を規定しており、既存の多国籍企業理論に制度立脚型の動機を提示している。
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