研究課題/領域番号 |
22530229
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
太田 博史 神戸大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (50118006)
|
研究分担者 |
片山 誠一 愛知学院大学, 商学部, 教授 (70047489)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 資源経済 / 共有地の悲劇 / 地位追求的効用関数 / 枯渇資源 / 動学ゲーム / ナッシュ均衡 / 炭素税 / シュタッケルベルク解 / 地位追及的効用関数 |
研究概要 |
枯渇性天然資源ストックに個人所有権が設定されておらず、社会構成員の共有財産になっている場合には、いわゆる「共有地の悲劇」が起こる可能性があることが知られている。枯渇資源の他にもう一つ別の社会的共有資産がある場合にも、その悲劇は起こるだろうか。悲劇が起こる可能性は、想定する効用関数の形に依存し、(1)共有資産が人為的に蓄積可能であり、(2)人々の効用が「地位追求的」である場合には、天然資源ではなく蓄積可能資産に「共有地の悲劇」が起こるという従来の結論を、より一般的な仮定の下、および不確実性下で再検討し、新しい知見を得た。
|