研究課題/領域番号 |
22530271
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
稲垣 秀夫 和歌山大学, 経済学部, 教授 (70159937)
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連携研究者 |
森 徹 名古屋市立大学, 経済学研究科, 教授 (60134160)
鎌田 繁則 名城大学, 都市情報学部, 教授 (70214509)
赤木 博文 名城大学, 都市情報学部, 教授 (30254270)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地域医療 / 機能分担 / 診療報酬 / 医療費抑制 / 健康格差 / 医療資源 / 医療費総額 / 医療制度 / 地方公立病院 / 医療保険制度 / 出来高 / 包括支払 / フリーアクセス / 初期治療 / 継続治療 / 二段階診療 / 診療報酬総額 / 点数単価 / クールノー・ナッシュ競争 / 過小診療 / 過剰診療 / 効率的な配分 |
研究概要 |
国民皆保険、民間中心の医療サービス体制、フリーアクセスなどは医療費を増大させるが、診療報酬の改定幅の調整によって医療費の総額をコントロールしてきた。民間の医療機関は公的医療保険制度の下での診療報酬に依存し、診療報酬の点数設定に敏感に反応するために有効に機能した。人口密度が高い都市地域の医療サービス供給は民間病院に任せ、過疎地医療は公立病院に担わせることによって、医療資源の効率的な配分が可能である。しかし、診療報酬による経済的な誘導手法だけに頼ることには限界がある。今後、どのような方向を目指して改革を進めるべきか検討する必要がある。
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