研究課題/領域番号 |
22530283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
菅沼 隆 立教大学, 経済学部, 教授 (00226416)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | フレクシキュリティ / デンマーク / モビケーション / グローバル化 / 福祉国家 / 労使関係 / ソーシャルダイヤローグ / ベルギー / オランダ / 積極的雇用政策 / 経済政策 / EU |
研究概要 |
1992年の労働市場改革委員会報告書の成立過程と展開につき、同委員会の一次資料を入手し、分析を行った。1990年代から2010年にいたるデンマークの労働市場、労使関係、雇用政策および失業保険政策の展開について、経済政策と関係づけつつ分析を行った。デンマークのフレクシキュリティの起源は100年以上前に遡ることができ、独特の労使関係を基盤にしていることが明らかとなった。経済政策の一環として雇用政策と家族援助政策を社会的投資として位置づけ、職業訓練による人的資本の形成とワークライフバランスの達成を可能にしていることを明らかにした。また、労使のパートナーシップのもと技能・経験を客観的に評価し、社会的通用力が高くなっており、流動的な労働市場を形成していることを明らかにした。
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