研究課題/領域番号 |
22530314
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
西岡 英毅 大阪府立大学, 経済学部, 教授 (20218118)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 財政学 / Dynamic Scoring / 動学的税収推計 / 人的資本蓄積 / 移行径路 / シミュレーション分析 / 資本所得税 / 移行経路 / 大域的シミュレーション法 |
研究概要 |
本研究は、税制の変更による経済活動の変化が課税ベースの変化を通じて税収にフィードバックする効果を考慮に入れて、シミュレーション法を用いて長期的な観点から税収の変化を推計した。妥当なパラメータ値の場合、減税をしても経済成長のためにより多くの税収を確保できる効果(動学的ラッファー・カーブの効果)は出現しないことを示した。資本所得税減税の場合の長期的な税収回復効果が労働所得税減税の場合に比べてかなり大きいことを示した。資本所得税の中では、全期間を考慮に入れた現在価値の観点からは、法人税減税の場合の効果が一番大きいことを示した。
|