研究課題
基盤研究(C)
本研究では,近年の市場取引高速化が市場効率性に与えた影響について調べるために,1/1000 秒単位で記録された株式取引データ(ティックデータ)を 2 年分以上用いて実証分 析を行った.市場を代表する投資行動としてヘッジファンドや証券業者が得意とする指数 関連取引に注目し,日経平均指数先物と現物バスケットの関係や,日経平均指数構成銘柄 と非構成銘柄の差異に注目した分析を進め,取引高速化が必ずしも市場の効率性を高めた と言えないとする結果を複数示した.
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リスクと保険 (日本保険年金リスク学会)
巻: 9 ページ: 39-63
リスクと保険
40019668417