研究課題/領域番号 |
22530325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
佐々木 百合(長瀧百合) (佐々木 百合 / 長瀧 百合) 明治学院大学, 経済学部, 教授 (10272767)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 金融規制 / 銀行貸出 / バーゼルアコード / 含み益 / 劣後債 / 繰延税金資産 / 公的資金 / 土地再評価益 / 貸し渋り / 金融危機 / 銀行 / 貸出 / バーゼル / 同時方程式 / BIS規制 / 自己資本比率規制 / プルーデンシャルポリシー / クレジットクランチ / パネル分析 |
研究成果の概要 |
本研究では、バーゼル規制下における日本銀行の貸出行動を分析している。特に、銀行が規制をクリアするのに必要な自己資本比率を達成できるように、日本の金融当局がとった裁量的な政策の効果に焦点をあてている。同時方程式を用いて、自己資本比率そのものではなく、自己資本比率を構成する要素がそれぞれ貸出にいかなる影響を与えていたかを分析する。自己資本比率を構成する要素は、例えば公的資金はいつかは返済しなければならないし、含み益は株価の変動に左右されるなど、それぞれ異なる性格をもつお金であり、これらの要素はそれぞれ別に扱う必要がある。全体として、金融当局が採用した政策は貸出に影響を与えていたといえる。
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