研究課題
基盤研究(C)
本課題では、1889 年の創業から1941 年における貿易商社兼松の賃金構造を分析した。その結果、創業期には年齢と賃金の相関関係は小さいものの、第一次大戦期には次第に相関が高まり、戦間期には年功序列型賃金が成立したことが判明した。また戦間期の賃金構造では学歴による賃金差は認められなかったほか、若年時の賃金はほぼ一律であるものの、40 歳頃から格差が拡大する傾向があることを観察した。こうした変化の背景には、高齢中途採用者の減少と若年新卒者の増加という従業員の構成変化や終身雇用の実現があった。
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国民経済雑誌
巻: 第206巻第6号 ページ: 1-27
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Accounting, Business & Financial History
巻: Vol.20 Issue 3 ページ: 303-316
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巻: 第201巻 5号 ページ: 97-112
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http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ResearchStaff/fujimura-j.html