研究課題/領域番号 |
22530342
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
堀 一郎 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (30113624)
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研究分担者 |
劉 志宏 静岡産業大学, 経営学部, 教授 (20308696)
長谷川 伸 関西大学, 商学部, 准教授 (60271855)
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連携研究者 |
塩見 治人 名古屋外国語大学, 現代国際学部, 教授 (40080238)
溝田 誠吾 専修大学, 経営学部, 教授 (20095988)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 国際関係経営史 / アルセロール・ミッタル社 / トランス・ナショナル企業 / 鉄鋼業のグローバル再編 / アルセロール・ミッタル社のグローバル戦略 / 鉄鉱業のグローバル再編 / トランス・ナショナル組織 / ポスト・チャンドラーモデル / 新日鉄のグローバル戦略 / グローバル戦略 / グローバル鉄鋼再編 / ポスト・チャンドラー・モデル |
研究概要 |
本研究は、 1990 年代はじめから世界の業績悪化鉄鋼企業を大規模に買収し、インドネシアの電炉メーカーから 2006 年に世界最大の鉄鋼メーカーに成長したアルセロール・ミッタル社(2006 年以前ミッタル・スチール社) のグローバル戦略とその世界編成および管理組織を分析したものである。同社のグローバル買収戦略は、同社の保有する経営資源の蓄積を基に段階的に進められ、世界鉄鋼市場の安定化を志向したこと、その世界編成は欧州、南北アメリカを中心に生産設備のみで 30 カ国 177 生産事業所にわたり、そのビジネスモデルはグローバル多角化・統合化戦略を追求し、傘下子会社間の知識・技能・情報相互ネットワークに支援されていることを明らかにした。 またアルセロール・ミッタル社のこのグローバル管理組織をトランス・ナショナル型として規定し、この新たなグローバル企業が先進国および新興国の鉄鋼企業のグローバル戦略に大きな影響を与え、世界鉄鋼業のグローバル再編を加速したことを分析した。
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