研究課題/領域番号 |
22530347
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
|
研究機関 | 駿河台大学 |
研究代表者 |
村越 一哲 駿河台大学, メディア情報学部, 教授 (80265438)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 乳児死亡 / 女性労働 / 明治・大正期 / 母乳哺育 / 母子保健 / 育児 / 農村保健衛 / 農業労働 / 生活水準 / 昭和戦前期 / 粉乳 / 農村保健 / 農村保健衛生 |
研究概要 |
大正・昭和戦前期における乳児死亡率の高さの原因を農村女性の労働負担などから検討した。得られた結果のうち、とくに強調すべきは次の2点である。昭和期に入っても大正期と同様、授乳頻度が低く乳児の乳汁摂取量不足は改善されなかったが、それを補うために練乳や牛乳よりも衛生管理の容易な粉乳が使用されるようになったこと、そして、そのことが「栄養不良」を回避させ、昭和期の急速な乳児死亡率の低下をもたらした可能性があることである。
|