研究課題/領域番号 |
22530432
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
櫻井 結花 明治学院大学, 国際学部, 研究員 (90549114)
|
研究分担者 |
神田 良 明治学院大学, 経済学部, 教授 (90153030)
鳥居 宏史 明治学院大学, 経済学部, 教授 (30139472)
藤田 晶子 明治学院大学, 経済学部, 教授 (20227599)
稲山 健司 明治学院大学, 経済学部, 准教授 (20303042)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | オーストラリア / ワイン産業 / 競争優位性 / 後発企業 / 豪州 / 香港 / 持続的発展 / 経営資源 / 後発産業 |
研究概要 |
本プロジェクトでは、グローバル・ワイン市場に後発で参入し、急速に成長した豪州ワイン産業に着目した。プロジェクトの目的は豪州ワイン産業の成功要因を探求し、後発企業や産業 の競争優位性の確立と持続性に関する戦略的な発想・企業行動について体系的に理論化するこ とである。調査の結果、組織内外の長期的関係性の構築と持続、特に海外のパートナーとの長 期的関係性の構築と持続が豪州ワイナリーの多数を占める中小企業ワイナリーの持続的発展、 つまり豪州ワイン産業全体の持続的競争優位性にとって最も重要であるとの仮説が導き出され た。持続的競争優位性を説明するうえで、従来のリソース・ベースド・ビューの分析フレームワークとしての有効性を示し、更には海外パートナーとの協働によるケイパビリティの創造と 強化という新たなファクターの重要性を示唆したことに本研究の意義があると考えられる。
|