研究課題/領域番号 |
22530480
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
鈴木 一水 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (90235937)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 税務会計 / 財務会計 / 利益の質 / 報告利益と課税所得の乖離 |
研究概要 |
2000年前後以降に行われた会計基準の設定と税務法令の改正の結果、課税所得は報告利益よりも平準化しにくくなっていることから、課税所得計算のほうが財務会計に比べて、経営者の裁量が制限される傾向にある。この点では、税制改正の趣旨は実現されている。しかしながら、保守的な会計処理の抑制という点では、十分な効果がみられない。むしろ単年度で課税所得が報告利益を下回る現象がみられ、課税ベースの拡大という税制改正の意図は達成されてはいない。
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