研究課題
基盤研究(C)
災害や環境変化に対する地域社会の復元力とその社会に蓄積されてきた制度や慣習との関係について,1771年の明和大津波を経験した八重山地方を事例に歴史社会学的検討を行った。その結果,主として琉球王府による津波後の農民移住政策と地域の土地利用に関する慣習との矛盾がマラリアの悪性化を招き,約140年間にわたり社会発展が停滞したと考えられた。
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東京都市大学環境情報学部紀要
巻: 13号 ページ: 52-61
40020407305
巻: 13 ページ: 52-61