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社会福祉実習における学習構造の探究とカリキュラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 22530601
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関島根大学

研究代表者

黒田 文  島根大学, 法文学部, 准教授 (60368412)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード社会福祉現場実習 / 福祉教育 / テキスト・マイニング / 社会福祉実習教育 / テキストマイニング / 社会福 / 実習教育 / 質的分析 / テキスト分析 / 社会福祉 / 質的研究
研究概要

本研究は,社会福祉現場実習における実習生の学びの実態について,テキストマイニングを用いて考察することを目的にしている。実習の実施方法や状況については施設や機関によって差異のあることから,本報告では主に,病院や地域包括支援センターといった相談機関における実習を中心に解析を実行した。結果,病院実習の場合には,実際に MSWが利用者の相談に応じる面接に同席したり, 医療サービスに関する苦情等に対応する場面を観察することを通じて,自らをこれまでの「一般的な生活者」としてではなく「援助者」として位置づけ,自分をコントロールして利用者と向き合うために何が必要であるかを模索する姿が浮かび上がっている。地域包括支援センターにおける実習では,地域へ出向く同行訪問や地域で開催される連絡会議の他,高齢者を対象にした各種の教室への参加を通じて,机上で見聞きした制度が利用者の日常生活でどう機能しているのか,その運用について「知る」という学びが顕著であった。病院の実習に比べると相談面接に同席する機会は減少するものの,援助の実際を自分の身に引きつけて考える学びの実態は存在しており,「援助者」としての自己を支える教育的スーパーヴィジョンが必要となってくることが明らかとなった。

報告書

(4件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] SYMLOGの評定項目に関する妥当性の検討2011

    • 著者名/発表者名
      黒田文
    • 雑誌名

      島根大学社会文化論集

      巻: 7 ページ: 133-143

    • NAID

      110008138787

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] グループファシリテーションの技能向上を目指した教育プログラムの検証2013

    • 著者名/発表者名
      黒田 文
    • 学会等名
      第23回山陰研究サロン
    • 発表場所
      島根大学 (松江)
    • 年月日
      2013-01-16
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2019-07-29  

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