高齢者の社会的排除による支援困難の形成とソーシャルワーク実践に関する研究

• 研究課題/領域番号: 22530605
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会福祉学
• 研究機関: 首都大学東京
• 研究代表者: 和気 純子 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (80239300)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: ソーシャルワーク / 高齢者 / 支援困難ケース / 社会的排除 / 高齢者福祉 / 地域包括支援センター / 困難ケース / 貧困

研究概要

介護の市場化が進む中、既存の社会保障制度や家族や地域からの社会的排除により、支援困難な高齢者が増大している。こうした高齢者の支援では地域包括支援センターが中心的な役割を担い、とりわけ社会福祉士の果たす役割が大きい。ただし、社会福祉士の困難感は強く、権利擁護、ネットワーキングやチームアプローチ、医療や介護予防における適切な支援とスーパービジョンが不可欠である。

研究成果

• [雑誌論文] 在宅生活が困難な被保護高齢者への支援に関する一考察-福祉事務所および法外施設等への事例調査から- (2011)
  • 著者名/発表者名: 和気純子、副田あけみ、岡部卓
  • 雑誌名: 人文学報 ページ: 27-65
• [雑誌論文] ソーシャルワークとしてのアイデンティティ (2011)
  • 著者名/発表者名: 木原活信・平塚良子・和気純子
  • 雑誌名: ソーシャルワーク学会誌 巻: 22号(シンポジウム報告) ページ: 65-88
• [雑誌論文] 重度要介護高齢者の在宅サービスの利用実態と利用要因 (2010)
  • 著者名/発表者名: 石附敬・和気純子
  • 雑誌名: 社会福祉学 巻: 51巻第2号 ページ: 57-69
  • 査読あり
• [雑誌論文] 在宅生活が困難な被保護高齢者への支援に関する一考察 (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子・副田あけみ・岡部卓
  • 雑誌名: 人文学報 巻: 第439号 ページ: 27-65
• [学会発表] 震災と高齢者-地域包括ケアと福祉コミュニティ形成- (2013)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 社会学系コンソーシアム第6回シンポジウム
• [学会発表] 支援困難ケースにおける3職種の異同-地域包括支援センターの全国調査を通して- (2012)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 日本社会福祉学会第60回秋季大会
  • 発表場所: 関西学院大学
• [学会発表] ソーシャルワーク国際定義の再検討-ストックホルム大会の成果をうけて-」(コーディネイター兼発題者) (2012)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 全国社会福祉教育セミナー
• [学会発表] 支援困難ケースをめぐる3職種による実践の異同－地域包括支援センターの全国調査を通して－ (2012)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 日本社会福祉学会第60回秋季大会
  • 発表場所: 関西学院大学
• [学会発表] ソーシャルワーク国際定義の再検討－ストックホルム大会の成果をうけて－ (2012)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 2012年全国社会福祉国際セミナー
  • 発表場所: 東北福祉大学
  • 招待講演
• [学会発表] Quasi-Market of Elder Care and Its Effects on Needy Elderly People in Japan (2011)
  • 著者名/発表者名: Junko Wake
  • 学会等名: The 70^<th> International Conference on Social Policy
  • 発表場所: Pusan, Korea
  • 年月日: 2011-09-04
• [学会発表] Care Manager's Perception of Necessary Conditions for Continuing Home Living among Severely Disabled Elders under the Public Long-term Care System (2011)
  • 著者名/発表者名: Takashi Ishizuki, Junko Wake
  • 学会等名: The 21th Asia-Pacific Social Work Conference
  • 発表場所: Tokyo, Japan
  • 年月日: 2011-07-16
• [学会発表] Quasi-Market of Elder Care and Its Effects on Needy Elderly People in Japan. (2011)
  • 著者名/発表者名: Wake, J.
  • 学会等名: Paper presented at the 7thInternational Conference on Social Policy.
  • 発表場所: Pusan, Korea.
• [学会発表] 日本における高齢者ケアのサービスデリバリーシステムとソーシャルワーク (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 第58回日本社会福祉学会大会国際シンポジウム
  • 発表場所: 日本福祉大学・愛知県
  • 年月日: 2010-10-11
• [学会発表] 福祉実践活動におけるソーシャルワークの意味 (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 第27回ソーシャルワーク学会大会シンポジウム
  • 発表場所: 明治学院大学・東京
  • 年月日: 2010-07-04
• [学会発表] 福祉実践活動におけるソーシャルワークの意味 (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 第27回ソーシャルワーク学会大会学会企画シンポジウム
• [学会発表] 日本における高齢者ケアサービスのデリバリーシステムとソーシャルワークの役割・機能 (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 第58回日本社会福祉学会秋季大会国際学術シンポジウム
• [学会発表] 震災と高齢者－地域包括ケアと福祉コミュニティ形成－
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 学会等名: 社会学系コンソーシアム第6回シンポジウム
  • 発表場所: 日本学術会議講堂
  • 招待講演
• [図書] サービス利用、岩田正美、大橋謙策、白澤政和、現代社会と福祉 (2012)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] 「サービス利用」(第9章)『現代社会と福祉』 (2012)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] ソーシャルワークの演繹的研究方法」北川清一・佐藤豊道編、ソーシャルワークの研究方法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 出版者: 相川書房
• [図書] 高齢者ケアマネジメントにおける困難ケース、副田あけみ編『リーディングス日本の社会福祉3 高齢者と福祉』 (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子
  • 出版者: 日本図書センター
• [図書] ソーシャルワークの研究方法(「ソーシャルワークの演繹的研究方法」を執筆) (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子(分担執筆)
  • 出版者: 相川書房
• [図書] 高齢者と福祉(「高齢者ケアマネジメントにおける困難ケース」を執筆) (2010)
  • 著者名/発表者名: 和気純子(分担執筆)
  • 出版者: 日本図書センター