研究課題/領域番号 |
22530606
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
岩永 理恵 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (60438166)
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研究分担者 |
堅田 香緒里 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (40523999)
鳥山 まどか 北海道大学, 教育学研究院, 助教 (40459962)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | マーケット・バスケット方式 / 合意 / 基準生計費 / 市民参加 / 最低生活費 / 生活保護基準 / 生活最低限 / 貧困 |
研究概要 |
本研究は、生活最低限の理論的枠組みを検討し、今日の日本で人びとが社会的に許容できると考える基準生計費を明らかにすることを目的としている。基準生計費を策定するため、具体的には次の二つの課題に取り組んだ。(1) これまでの基準生計費の策定方法を再検討すること、(2)新たな基準生計費の策定方法、すなわち「合意に基づく」基準生計費策定の方法を検討すること、である。以上の課題について、次のことが分かった。 (1)基準生計費の策定においては、方法の正当性を担保することが重要であるとわかった。 (2)本研究では 「合意にもとづく」 基準生計費策定のアプローチを用いた。 試算の結果は、 単身女性の基準生計費は 185,891 円、同男性は 241,098円という結果であった。手法の正当性を確保し、算出過程を明らかにするため、ホームページを作成し、研究過程と結果を公表した。
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