研究課題/領域番号 |
22530674
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | フェリス女学院大学 |
研究代表者 |
潮村 公弘 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (20250649)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 多文化関係学 / 文化的自己 / 自己謙遜 / 自己概念 / 相互賞賛 / 日本文化 / 比較文化研究 / 対人コミュニケーション / 文化的自己観 |
研究概要 |
日本文化的とされるコミュニケーション行動(相互賞賛ならびに関連行動)について、非意識的な側面からも検討を行った。一部の研究においては、中国あるいは米国で得られたデータと比較し、日本での知見との比較検討を行った。主要な成果は以下の通り。①自己謙遜表出に対する規定関係は、日本、中国、米国それぞれに異なり、文化的慣習に関わる行動では、伝統的な文化的自己観概念の枠組みが支持された。②二者間で行われる高揚的会話による心理的変化は、内在化されたものではなく、戦略的な意識の変化と考えられることが示された。③謙遜表出の規定因の検討より、日本人の謙遜表出は、中国人に比べて熟慮された表出であると言えた。
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